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ミズの記憶・記憶する水/ヒグマ春夫

●インスタレーション
川崎市岡本太郎美術館 
2004年2月27日〜4月11日
 
川崎市岡本太郎美術館
採集リスト
○○

「ミズの記憶・記憶する水」は、1999年7月22日にスタートした。この日は、沖縄県庁前の池 で採集した日だった。このプロジェクトは、水を採集することからはじまっている。水を採集 するためには水のある場所に行かなくてはならない。身体の移動と環境の把握が必要になる。 身体は常に二通りの方法で情報をインプットしている。それは脳が記憶する場合と、皮膚感覚 を通して記憶する場合とがある。そこには再生可能な情報もあれば身体の記憶の中に留まって いる情報もある。

 
採集した水を小さな容器に入れ、採集現場でビデオやDVで撮影する。採集した水は長い時間が 経過すると様態が変化するが、ビデオやDVの採取はいつも同じ情報を再生することができる。 当然、生な水とデジタル化された水との違いは生まれる。ここでは、生な水とデジタル化され た水をセットにして考えることにした。

 
展示はインスタレーションという方法をとった。水を素材にしていると環境問題への提起です かと問われることもあるが、水の循環が命の源を生み出していることを強調したい作品である このプロジェクトには完成と言う概念はない。絶えず継続し、増殖している作品である。世界 のあらゆる地域の水が小さなビンに納められ、映像と共にインスタレーションされる状態を想 像している。インスタレーションに組み込まれている映像の音は、「10万年前の氷が弾ける 音」(2004年制作)

This concept comes from the collection of water. I have collected water from four different countries. Small containers of this water are exhibited as well as videos and photographs of the water. This art collection not only raises questions about environmental issues but also emphasises water circulation as the origin of life. There will also be a visual performance concerning water

川崎市岡本太郎美術館/撮影:荒川昭男
採集した水とその状況の写真を組み合わせて
「ミズの記憶・記憶する水」は、いろんな場所で水を採集し小さなビンに詰め、その水があった場所の状況写真と対で展示した。(川崎市岡本太郎美術館/2004年2月27日〜4月11日)
イスタンブールでは、水の入ったビンを色んな場所に置き撮影した。