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《木版画と銅版画の技法についてのひと言》

 《木版画》
木の板を彫刻刀などで彫り、でこぼこの版を作ります。
一般的に彫り残された場所にインクをつけ、紙に刷りとります。
紙の裏側から圧力をかけるためにバレンという専用の道具を使うことが多いです。

 《銅版画》
銅版画というと『エッチング』がすぐ連想されると思います。
これは溝を作るのに銅を溶かす酸を使いますので、『腐蝕法』と呼ばれる技法です。

わたしが制作しているのはエッチングではなく、『直刻銅版画』です。
専用の道具を使って、直(じか)に銅の板の表面を彫っていきます。
やり方としては、
1:ニードル(時には釘、紙ヤスリも使えます)で溝を彫る『ドライポイント』
2:ビュランという専用工具で鋭角に線彫りする『エングレービング』
3:ニードルなどの道具を使い細かに点や線を引いた上に、
  スクレーパーという道具で面をならして作画する『メゾチント』など、様々です。


 ★出っ張ったところにインクをつけて刷るのを『陽刻法』
  溝にインクを詰めて刷る技法を『陰刻法』と呼びます。

 銅版画の制作風景です。